廃墟への旅【山形市西蔵王の仏舎利】その二
昨日に引き続き、西蔵王のパワースポットである仏舎利の写真です
廃墟への旅【山形市西蔵王の仏舎利】その1をまだ読んでらっしゃらない方は
ぜひ前の投稿を読んでから、続きの (その二) を読んでください
では、話の続きを......
日が暮れ、なんとも言えぬ不思議な感覚に襲われております
無いはずの霊感がビンビンと研ぎ澄まされ
西蔵王の仏舎利塔の中から何か妖気的なものを感じます
一刻も早くバイクの元へ帰り、西蔵王を後にしたいと思います
小さな仏様にお礼の挨拶を済ませ、仏舎利を後にしようとしたら
今まで気がつかなかった入り口を発見しました
日が暮れ薄暗くなっての一人ぼっちの寺院....
遊園地のお化け屋敷にも入れぬ男が、その中に入れるはずもありません
でも、誰から呼ばれているような気がします.....
勇気を振り絞って、入り口から一歩中へ入ってみます...
中は暗いですが、夕暮れの光が入ってなんとか中は見えます
奥に入ってみると、工事用の道具が置かれていました...
それ以外は何も無くがらんとしています
円状の建物なので、一周できる作りになっているのでしょう...
奥には光が届いていないので暗いです
私にはもう限界!!! とても奥には進めません
カメラを握る手は汗でべっとりです....
そんな中、背後から「ぶおぉ～、ぶおぉ～」とお経お唱えているような音が
恐怖が絶頂に達し、心臓の鼓動も激しくなり息遣いも荒くなります
(だめだもう出よう!) ....と振り返り出口へ向かおうとすると!!!!
ウヒャァーーーーー誰かいる!
一瞬心臓が止まりました.....
目を凝らして見てみると
誰かがいると思った人影は、
なんと.....
誰かがいると思った人影は、
なんと.....
あの仏舎利塔の上にいるはずの仏様です
ホッとしたような.....でも怖いような....
心臓がバクバクしていますが、近づいて見てみます
仏様に近づくと、先ほどのお経のような音が大きくなります
そしてバツンと頬に何かが当たりました!!
暗くてよく見えませんが、お経の音の主は大きなアブの羽音です...
これで少し気が楽になり、仏様の前に....
私より大きい仏様の前に膝をおろし、
撮影させて頂く事をお願いするため手を合わせます
いゃあ、黄金に輝くさの姿はなんとも神々しい
少し怖い気もしますが、ありがたく感じます
お顔を拝見すると、目線が下を向いてます...
高い位置から私たちを見下ろす様に作られたのでしょうが
同じ高さにいると伏せ目がちに見え、何かもの悲しい表情にも見えます
やはり、この仏様はあの高い位置に鎮座されている方がしっくりきますね
さて、写真もたくさん撮らさせて頂いたので、帰ることにします
このままいると、今にも仏様が立ち上がりそうで.....
外に出ると、あたりは暗くなっていました
バイクの元へ帰る途中、ポストが落ちているのを発見!!!
あっ、これが噂の妖怪ポスト
困りごとや悩み事を手紙に書いてこのポストに投函すると
鬼太郎が来て事件を解決してくれるとか、しないとか....
ただのポストでしょうが、色々妄想が膨らむ味のあるポストですね....
終わり
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妄想癖のあるカメラマンが働いているお店はこちら
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こんな金ピカの仏像、よく盗まれないでいますね～。山形県のみなさまの心の正しさに、感銘をうけました。
返信削除盗み出したら間違いなく祟られます
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