廃村への旅【山形県山形市の柏倉新田】

ブログのネタを求め
カメラを持って、愛車ヤマハブロンコとともに廃村へ向かいます。



(山形市の富神山登山口から柏倉新田へ向かいます)




(山の入り口に素敵な車発見! ダットサンかな)




今から行く柏倉新田は、隠田集落らしいです。(ネットで調べ)

※隠田集落とは、中世末から近世初頭にかけて戦乱の落ち武者や貧農によって山野の奥深くに開かれた集落。貧しい農民が年貢を免れるため,開拓する場合もあった。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)

そんな村だけあって、行くのにはちょっと面倒な所にあります



道の所々に落石があり少し危険


深い山道を登り続けること10分、










突然視界がひらけて村が見えてきます



村の中心に小さな祠があります




中を覗くとお地蔵様が



5体のお地蔵様が祀られていますが



そのうち4体が首がありません...
ちょっと怖いです


元住民の方の話では、子供達がお地蔵様の首に縄をかけ、引きずって遊んだ所
首が取れてしまったということらしいです。(ネット検索にて)



看板には六地蔵と書いてありますが、五地蔵しかいない...?



家が完全に倒壊してます



この調子だと来年あたりは屋根が落ちそう...



六地蔵とは別に観音堂もありました




鳥居が今にも倒れそう...




大きな小屋を発見!



小屋の壁に植物が干されてます
食べられるのでしょうか??



まだ新しいようです.......定期的にここの小屋使ってるのかな?



裏に回るとまだ新しい耕運機がありました...

不法侵入になるといけないので退散します



前回訪れた時はまだこの棚田は生きていました
田んぼが青々として綺麗だっただけに残念です。



冒険してみようと知らぬ道を進んだら行き止まりでした...

暗くなって来たのでそろそろ帰ります



帰り道、見晴らしのいい場所があったので
最後に一枚、パシャ.........結構高い場所に村があるんですね


さて、ブログネタを求めて廃村へ来たわけですが、
実はこの村を訪れるのはもう4回目
毎年来ては写真を撮ってます。

毎年朽ちて行く建物、侵食して来る植物
ここに住んでいた方もいずれは亡くなり
誰の記憶からも失われ、村が完全に消滅することでしょう

そうなった時に少しでも残しておきたい村の記録
グーグルマップのストリートビューに載らない町を訪れて
今後も写真に撮って記録し、ブログのネタします
また、その写真をグーグルマップに貼り付けて行きたいと思います...

............................................................

さてさて、大切な記録写真といっても
デジタルデータのままだといつ消えて無くなるかわかりません
大切な写真ほど、紙の写真にして残しておくのがベストです
もちろん、紙の写真もいずれは朽ちて消えてしまいますが
停電したり、故障したり、水没しりしても画像が消えて無くなることはありません
大切な人の写真は、面倒でもプリントしてくださいね
実際、「子供の写真のデータを全て消してしまったからどうにかしてくれ」と
店に駆け込んで来たお客様もいらっしゃいます...
そうなる前に、ぜひ写真プリントを!!!

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コメント

  1. まさに山あいの「隠し田」といった場所。ダットサンは「ダットラ520」ですね。1965年型です。いちど訪れてみたいと思いました。

    返信削除
  2. 正確な情報ありがとうございます
    早速修正しておきます

    返信削除

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