廃墟への旅【山形市西蔵王の仏舎利塔】その一

今日は西蔵王のパワースポットへ行ってみたいと思います

西蔵王仏舎利までは山形中心部より車で約20分

ただし、仏舎利の近くまでは普通の車ではいけません

西蔵王展望台へ車を置いて徒歩5分のところにあります

(オフロードのバイクだと近くまで行くことは可能)


今日も非常に暑く、先日の日焼けがヒリヒリ痛いので、
夕方涼しくなってから出発です....

でも、それが失敗でした....

西蔵王へ向かう道は整備されており、市内からだと何通りかの登り道があります

広い道もいいのですが、山道の悪路をブロンコで走るのが楽しので


今回も廃道を登り西蔵王の仏舎利へ向かうことに

夕方の山は涼しくて気持ちが良いですが、その反面薄暗く不気味でもあります

西蔵王の仏舎利は山形のパワースポットとも言われてはいますが、

一部では心霊スポットも噂されております...

根っからの臆病である私が、この夕刻に向かうのはある意味自殺行為に近かった.....

時刻は17時、撮影するにはギリギリの時間に仏舎利に到着



パワースホットのはずなのに、みるみる生気が吸い取られるような感覚に陥ります



数年前ここを訪れた際、仏舎利の隣にある建物から、
線香の香りとお経を読む声が聞こえて、
怖くなって逃げ帰った事があります。

道下にある廃墟のような建物から、誰かが出て来そうで怖い...


仏舎利へ行くこの道がなんとも不気味で足がすくむ....


家(修行道場?)の脇を抜けると、建設途中の仏舎利が神々しく


いや、来るものを拒むかのように現れてきました


もう20年以上建設がストップしたままの状態です


この仏舎利を建てていた方の孫娘に話を聞いた事があります

建てていたのは普通のおじいさん

私財を投げ打って建てようとしていたようだが、建設半ばにして亡くなられたそうな....


亡くなられた後にも、この家に出入りする信者がいたみたいですが、

現在誰がどのようにして管理しているのかは不明です

でも、下草が刈ってあったりするところを見ると

今でも誰かが手を加えているようですね

さて、仏舎利塔にぐっと近づいてみます


6年ぶりの訪問ですが、以前と変わらぬ状態に見えます


仏舎利の正面に向かう途中、
建物の天辺に付けるはずだったであろう仏舎利塔がありました


その隣には、小さなお堂に仏様が鎮座しております


お賽銭を入れ、写真を撮らさせていただく事を伝え


仏舎利を拝見させていただく許可を得るために手を合わせます。


さて、正面に回り大仏様とご対面です...が

いるはずの大仏様がいなーーーい


お出かけ中なのか、それとも盗まれたのか、不届きものが破壊したのか....


とにかく、いるはずの黄金に輝く仏様がいませーん!!!


写真は6年前に訪れた時の写真です


山形市内を見下ろし、どっしりと鎮座されている仏様の姿は


西日に照らされ黄金に輝き、その光は麓の街からも見えるぐらいのものでした

その仏様がいなくなったのは残念です....


階段を登り、仏舎利を一周してみます


仏舎利塔からは山形市内を一望できます


いなくなった仏様も
こうして山形市内を見下ろし見守ってくださっていたのですね.....


日もぐっと傾き、ひぐらしの鳴き声が大きくなってきました


暗くなり心細くなってきたので、残念ですが帰ることにします




もう一度、小さな仏様に手を合わせ帰ろうとしたら......


仏舎利の下に、お堂に入る入り口を見つけました



入るのは結構勇気がいります

図体のでかい私ですが、心は臆病な子猫...

未だに遊園地のお化け屋敷にも入れません

が.....ブログに載せるネタを探しに、わざわざここまで来たのですから

入らずに帰るわけにはいきません

睾丸がキュッとなり心臓の鼓動が大きくなっていますが、

勇気を出して一歩中に入ってみます


暗いですが、外光が入っており真っ暗というわけではないようです

中に入って見ると、工事用の道具が置かれています

これと言って何かがあるようにも思えません

目を凝らして奥を見ますが何もなさそうです

心臓が破裂しそうなのでもう出ます

帰ろうとして振り返るとそこには!!!!!

ヒャアーーーーーーーーーーーーー

誰かがいるっ!!




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今日はここまで! この続きはこちら

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コメント

  1. こんな、だ~れもいない所に、誰かとふたりっきりで行ってみたいな~。

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